こんにちは、ラナトです。
今回は藤野公子さんの書籍「描くだけで新しい人生がはじまる ビジョン・ロードマップの法則」を紹介します!
突然ですが、あなたには「人生で目標としていること、目指しているもの」はありますか?
かくいう私は日々の仕事に追われて、「将来目指すもの」を考える余裕もなく過ごしてきていました。
ですが、人間が特に成長できるのは、「目標に向かって努力しているとき」だと感じます。
自分の学生時代を振り返ると、例えば受験勉強では、早い段階で志望校を決めたことで成績の伸びもよくなりました。
このように、学生の頃は受験や部活動などでわかりやすい目標があり、それに向かって頑張れたという人も少なくないのではと思います。
ところが社会人になると、なかなかその先の目標が見つからないということがないでしょうか?私はまさにそのような事態になり、ここから何を目指していけばいいのか、わからなくなってしまいました。
そんな中で見つけたのが、今回ご紹介する書籍「描くだけで新しい人生がはじまる ビジョン・ロードマップの法則」です。
この本を読めば、自分の目指すものをどのように見つけていけばよいのかということがわかるはずです!
人生で目指すものを探したい方にはぜひ読んでほしい1冊ですので、私が特に勉強になったと感じた内容を紹介していきます!
「ビジョン」とは?
この本では、「ビジョン」という言葉の意味について、「将来に対する見通し、未来像、視覚」という辞書的なところから派生し、「なりたい自分像」「人生の目的地」と解釈しています。
そして、ビジョンを持ってその達成を目指すことは、人生の究極目標である「幸せになること」につながっていくというのです。
私も「幸せに生きていきたい」と漠然と思っていましたが、どんな状態が幸せなのかと言われると、自信をもって答えられませんでした。
ですが、ビジョンの達成を目指すことが幸せにつながるというのは、とても共感できました。目標に向かって頑張っているときというのは、大変でも充実感があります。
ちなみにこの本では、「ビジョン」の具体的な柱として、ライフスタイル、キャリア、(自分や他者との)人間関係、お金の4つが挙げられています。
ビジョン・ロードマップを作るために必要な「ミッション」
自分のビジョンを整理した「ビジョン・ロードマップ」を作るというのが、この本の目指すところです。
そこで早速「ビジョン」を考えよう!となるのかと思いきや、まずは「ミッション」を決めることから始めると書かれています。
「ビジョン」と「ミッション」は何が違うのだろうかと思いつつ読んでみると、この本でいう「ミッション」は、社会的使命や役割といった、社会をよりよくしていくという観点で持つ行動指針のことということでした。

自分の人生もよくできてないのに、社会をよくしていくことまで考える段階なの・・・?
とも思いましたが、他者に貢献して感謝されることで幸せを感じるということはあるよな~と考えると、社会のためにできることを考えるという視点は自分の幸せのためにもなるのだろうと納得しました。
そして、「ミッション」を決める流れは、以下のように説明されています。
・ 自分の価値観にあった単語を複数見つける
・ 見つけた単語を組み合わせて文章にし、ミッションの形にする
・ 自分が幸せを感じる場面を定義してみる
自分の価値観にあった単語を複数見つけて、文章にする
本の中ではワーク形式で単語が列挙されているので、そこから自分の価値観に合った単語をピックアップしていきます。
これを1つの文章にし、ミッションにするという流れです。
この項目の説明はそこまで踏み込んではされていないのですが、個人的にはここが一番難しいなと思いました。そもそも自分の価値観がちゃんと定まっていなかったので・・・
自分の価値観を明確にするという点については、その点に焦点を当てた書籍などで別途考えてみるのがよいかもしれません。
自分が幸せを感じる場面を定義してみる
ミッションの設定と並行して、自分がどのような場面で幸せを感じるのかを考えることになります。
これまでに幸せを感じた出来事を振り返ることで、目指すビジョンも考えやすくなります。
私にとってはここも難しく感じました。というより、なんとなく幸せを感じた出来事を思い出せても、自分がなぜそれを幸せと感じたのかということを言語化するのが難しいなと感じました。
個人的には、過去の出来事から、自分が幸せと感じる要素を深く考えて抽出していくことが大事なのだろうなと思います。これは自分の中でじっくり考えるしかなさそうですね・・・
4つのビジョンを考える
先ほど少し触れましたが、この本では「ビジョン」の柱として、ライフスタイル、キャリア、(自分や他者との)人間関係、お金の4つが挙げられています。
このうち個人的に特に気付きがあったのは、ライフスタイルとキャリアに関する部分でしたので、今回はそこに絞って書いていきます。
理想のライフスタイルとは?
理想のライフスタイルを考えるための視点として、この本では健康面のほかに、「ライフステージごとの住む場所」という点や、「何に囲まれたいか、やらないこと(やりたくないこと)は何か」という点が挙げられています。
住む場所を考えることの重要性
これまで、自分がどんな人生を送りたいかを考えたときに、住む場所というのはそれほど重要視していませんでした。
というのも、特に豪華な家(タワマンとか大きい家とか)に住みたいというような願望もなく、ある程度都市圏であれば大して変わらないだろうというくらいの認識でいたのです。
ですがこの本を読んで改めて考えてみると、自分が住んだことのない環境で生活をするというのは大きな刺激になりますし、新しい価値観を見つけるきっかけにもなりそうです。
もともと引っ越しの多い人は当たり前になっているかもしれませんが、地元から大きく離れたことがないような場合には、住む場所を変えることが自分の視野を広げ、幸せを見つける助けになるかもしれません。
ちなみに、生活環境を変えていくことの重要性について、長倉顕太さんの「移動する人はうまくいく」という書籍でも説明されています。
周りに何があるとよいか、やりたくないことは何か
理想の生活を考えるにあたっては、やりたいことを考えるだけではなく、「何に囲まれたいか」や、「やりたくないこと」を整理してみるという視点も有用です。
踏み込んで考えてみると、物やお金があればそれで幸せかというとそうとも限らず、気の合う友人やコミュニティなど、周囲の環境も重要だと感じます。
また、理想の生活に向けて、やりたくないなと感じることを1つずつやらないようにしていくということ、そのためにどうすればよいか試行錯誤することも重要です。
やりたい仕事を見つけるための考え方
キャリアのビジョンを描くために、まずは現在の仕事の満足度を考えることから始めます。
仕事の中で不満なことや、やりがいを感じることを整理していくのです。
その過程で、「自分が得意なことや情熱をもって取り組めることは何か」ということを考えていくことが重要です。
仕事の中でやりがいを感じるものは、ある程度自分が得意とする事項が含まれているものだったり、情熱を注ぐことができるものだったりすると考えられます。
逆に、不満を感じているということは、苦手なことや、モチベーションが上がらないことがあるのでしょう。
自分がどういうことを得意と感じ、どういうことに情熱を注げるのかという点を深堀りして自己分析できるようになることが、キャリアのビジョンを考えるうえでとても重要になります。
この本では、それを見つけるための手助けとなるワークが掲載されています。ワークの詳細は割愛しますが、ぜひ読んでみてほしいところです。
また、やりたい仕事を考えるうえで私が見落としていたこととして、この本では、「誰を対象とした仕事をするのか」という視点を持つことが挙げられていました。
私は、「何の仕事をしたいか(業種など)」というところに意識がいっており、誰を対象とした仕事がしたいかという点はあまり考えていませんでした。
ですが、対人関係は仕事のモチベーションに大きく影響するため、顧客となる人がどんな人かということを考えることは、やりたい仕事を考えるうえで不可欠と気付きました。
「誰に」「何をしたいか」という両方の視点を持つことが、やりたい仕事を考えるポイントといえそうです。
最後に
結局のところ、人生の目的や目標に正解はなく、自分で見つけるしかありません。
ですが、この本を読めば、自分で人生の目的や目標を決めるための思考過程を学ぶことができます。
今回紹介したのは書籍の一部の内容のみですので、人生の方向性に迷っている方は、ぜひ実際に読んでみてほしいです。


