こんにちは、ラナトです。
今回は森田市郎さんの書籍「やりたいこと、才能、目標を見つける!一生ブレない自分軸の身につけ方」のレビューをしていきます。
やりたいこと探しのために様々な書籍を読んでいると、「他人軸」ではなく「自分軸」で考えようという話がよく出てきます。
とはいえ、「自分軸」を見つけるのもなかなか難しいよな…と思っていたところに、この本を見つけました。
勉強になる内容が多かったので、レビューをしていきたいと思います!
自分軸のもとになる「価値観」の見つけ方
自分軸を考えるうえでポイントになるのは、自分の大切にする価値観です。
自分の価値観に合った行動をするのが大事!というのはとてもよくわかるのですが、この「価値観」というのが自分でもなかなかわからないんですよね…
この本では、自分の価値観を見つけるためのアプローチとして、「これまでにもっとも感情の動いた10秒」を見つけるという方法が提唱されています。
漠然と「楽しかった場面」や「嫌だった場面」を思い返すだけではなく、そこからさらに詳細な場面まで踏み込んで、感情が大きく動いた瞬間がどんな時かを考えてみるということですね。
自分の過去を深掘りして自分の価値観を考えていく時には、「なぜそれが楽しく(嫌だと)感じたのだろう?」ということを考えていくことなるでしょう。
「もっとも感情が動いた瞬間」というのは、良くも悪くも自分の価値観にもっとも影響を及ぼした瞬間ということだと思います。
なので、もっとも感情が動いた瞬間にフォーカスするというのは、自分の価値観を見つけ出す近道になると感じました。
感情が動いた瞬間を再体験する
「もっとも感情が動いた瞬間」がどんな場面だったかを考えることができたら、今度はその場面をできるだけ鮮明に思い出そう(再体験しよう)と書かれています。
これを読んで、スポーツのメンタルコントロールの話でも、調子が良かった時の状況(場所、気温、空気感、音など)を鮮明に思い出すことで調子を上げる(調子が良い時の身体の動きを再現する)という話があったな〜と思い出しました。
当時の状況を鮮明に思い出すことで、どのような過程でその感情になったのかを改めて思い返すことができ、結果的により踏み込んで価値観の分析ができると感じました。
日々の感情が動く瞬間を意識的に捉える
本を読み進める中で、

過去にもっとも感情が動いた瞬間を思い出す、と言ってもなかなか簡単ではないよな…
などと思っていました。
それを見透かしたかのように、今度は感情が動く瞬間を捉える力を養うことに関する話がされていきます。
すなわち、過去を思い出すだけではなく、現在の生活の中で感情が動いた瞬間を、一日の終わりに思い返してみるということが提案されています。
たとえいつもどおりの一日でも、その中では嬉しかったことや嫌だったことが多かれ少なかれあるはずです。
ですが、日々忙しく生活していると、自分の感情をスルーしたり我慢したりしがちに思います。
どんな感情があったかということに意識がいかないことはおろか、気づいたら1日が終わっているなんてことを繰り返してしまっている気がします。
確かにこんな状況では、自分の価値観を見つけ出すなんて無理そうですね…
なので、まずは直近の生活の中で感情が動いた場面を意識的に思い出すところから始めるというのは、とても効果があると感じました。
自分にプラスの影響を与えてくれた人物を思い返す
本の中で、「自分にプラスの影響を与えてくれた人物を思い返し、その人から得られた気付きを整理する」ということも提案されています。
個人的には、「憧れの人」や「理想の人」ではなく「プラスの影響を与えてくれた人」という表現をされている点が、なんとなく刺さりました。
憧れの人や理想の人というとなかなか思いつかないですが、「プラスの影響を与えてくれる」というくらいであれば、日常のちょっとした場面でもあるかもな〜と思いました。
先ほどの「日々の感情が動いた場面を思い出すところから始める」という話もそうですが、いきなり大きな目標から考えるのではなく、ちょっとした日常の場面から価値観を考えていくという視点も大事だなと学びました。
その他の内容
価値観を見つけるという話の後は、
・自分の活躍できる場所を見つけるための「強み・才能」を見つけるということ
・理想の未来から逆算して目標を立てていくこと
というような話が続きます。
この部分も勉強になる部分はあったのですが、今回は自分の中で特に勉強になった「価値観」に関する項目のレビューのみにしておきます。
ところで「自分の強みや才能を見つける方法」というのは、多くのビジネス書で触れられているところで、内容が重なる(ように見える)こともしばしばあります。
このような時に、

前に読んだ本と同じことが書いてあるから読む意味がないな…
と考えるのではなく、

複数の本で同じような記載がされているということは、特に効果のある内容なんだろう!
と捉えて、その内容は特に重点的に実践してみるというような考え方が大事だと思います。
また、同じような内容であっても、著者ごとに微妙に異なる箇所もあります。
そのような違いが生じている理由を考えてみるというのも、勉強になると思います。
最後に
この本では、自分軸を考えるために重要な「価値観」の見つけ方について、特に学ぶところが多かったです。
後半の「強み・才能」に関する項目も勉強になる内容ばかりなので、ぜひ一度読んでみてほしいです!


