書籍「世界一やさしい 『やりたいこと』の見つけ方」レビュー

おすすめ本レビュー

こんにちは、ラナトです。

今回は八木仁平さんの書籍「世界一やさしい 『やりたいこと』の見つけ方」を紹介します!

この本は、私が自分の「やりたいこと」って何だろうと考えていたとき、真っ先に見つけた本です。タイトルからド直球だったこともあり、すぐに買いました。

内容はわかりやすく、共感する部分、勉強になる部分がたくさんありましたので、紹介していきます!

「やりたいこと」に対する間違った考え

「やりたいこと」という言葉は抽象的なため、人によってイメージしているものが違うかもしれません。

この本では、まずは「やりたいこと」に対する間違った考え方をいくつか指摘しています。

その中で私が特に目に留まったのは、「やりたいことが『仕事』にならない」という間違いです。

この本では、やりたいことを考えるときは、まずは実現手段や仕事として成り立つかどうかは切り分けましょうという指摘をしています。

「やりたいこと」を探すときに、無意識に「これでは仕事として稼いでいくのは無理だろう」というフィルターがかかってしまうこと、確かにあるなと思いました。

また、「やりたいこと」と「なりたいもの」は違うという指摘もされています。「なりたいもの」は職業ですが、「やりたいこと」は職業ではなく、もっと踏み込んだ自分の価値観に合う行動だということです。

「やりたいこと」を仕事探しのために考えることも多いと思いますが、そうすると「やりたいこと」=なりたい職業と考えてしまいがちです。

ですが、職業の種類だけで仕事を選んでしまうと、後で「なんか違うな・・・」となってしまったりするんですよね・・・この点はとても腑に落ちました。

「やりたいこと」を定義する自己理解メソッド

先ほど、「やりたいこと」という言葉は抽象的だという記載をしましたが、この本では、抽象的な「やりたいこと」という言葉に具体的な定義づけをしています。

すなわち、「やりたいこと」とは、「好きなこと」で、「得意なこと」で、自分にとって「大事なこと」だというのです。

どれかひとつが満たされていればよいのではなく、これらの条件を全て満たすものを探していこう、ということです。

「具体的にどういうこと?」となりますが、ちゃんとこれらについて個別に説明がされています。

「やりたいこと」の中身である、「大事なこと」「得意なこと」「好きなこと」

「大事なこと」は自分の価値観

やりたいことを考える上で最も大事なのは、自分の価値観を知り、それに合ったものを探すことです。

この本では、自分の価値観を見つけるためのステップが説明されていて、順を追って価値観を探すことができるようになっています。

また、価値観のキーワード(「自律」「成長」など)が100個掲載されているので、それをヒントに考えることができます。

この章は特に勉強になったので、是非読んでみてほしいのですが、特に印象に残っているのは、「他人軸」ではなく「自分軸」で価値観を見つけようという点です。

自分の中で「これがいい」と考えているつもりでも、実は他人が「いい」と思っていることにひっぱられているとか、世間体がいいことを自分がやりたいことと思い込んでいるとかいうことがよくあります。

例えば、「お金をたくさん稼いでいることがいい人生だ」という価値観を持っていたとして、これは本当に自分自身の価値観なのでしょうか?

お金をたくさん稼いでいる人は、世間一般から見ればすごいと思われるかもしれません。

ですが、お金をたくさん持っているからといって、幸せになれるとは限りません。結局、お金をたくさい稼いだ先に、どのような状態でありたいのかということが大切なのです。

お金がなくても、自分の好きな人たちと好きなことをして充実した生活をすることが幸せという価値観もあるでしょう。そういった価値観を大事にするのであれば、お金を稼ぐことではなく、そのような生活ができるようになるにはどうしたらよいかという観点で考えていくことになります(その結果として、やっぱりお金を稼ぐことが必要ということはあるかもしれませんが)。

この本を通して、世間体を気にせず、自分が価値を感じることを見つけるというのが大切ということを学ぶことができます。

「得意なこと」は自分の長所、無意識にできていることを探そう

「得意なこと」というのは、なかなか自分で見つけるのは難しいように思います。

上には上がいるので、なかなか「これが得意!」と胸を張って言うのはためらいがありますよね・・・

就活のときには自分の長所を話すこともあると思いますが、私はなんとなく抽象的なことを言って何とか切り抜けてきたようなところでした。

この本では、「得意なこと」について、自分が無意識に(当たり前に)やっていることという指摘がされています。

「人より優れていること」を自分で探そうとすると大変ですが、実は自分が当たり前のようにやっていることが、他の人から見るとすごいことだということがあるのです。

ただ、自分ではそれが当たり前なので、なかなか得意なことだと気付きません。

なので、他の人に自分の長所を聞いてみることが効果的だったりします。

また、他の人が何かに躓いているところを見て「なんでこれができないんだろう」と感じるようなことがあれば、実はそれが自分の得意なことかもしれません。

ちなみに、この「得意なこと」というジャンルについてさらに詳しく書かれた本として、同じく八木仁平さんの、「世界一やさしい『才能』の見つけ方」という書籍もあります。

こちらもぜひ読んでみてほしい本ですので、近々レビューをする予定です。

「好きなこと」だけで仕事選びをするのは要注意!

「好きなこと」というのは、そのままの意味ですので、あまり説明はいりませんね。

ですが、「好きなこと」を仕事にしようとする時には、注意が必要です。

というのも、自分が好きなことをきちんと深堀して理解できていないと、ミスマッチが起きてしまいかねないからです。

例えば、「野球」が好きな人が、野球に関する仕事に就きたいということがあるとします。

このとき、「野球をする」のが好きなのか、「野球を観る」のが好きなのか、「野球について分析する」ことが好きなのかなどによって、目指す仕事も変わるはずです。

また、さらに深く考えていけば、「野球について分析する」ことが好きな人は、野球でなくても、何かについて分析していく類の仕事であれば好きな分類に入るかもしれません。

「好きなもの」について、「なぜそれが好きなのか?どこが好きなところなのか?」ということをさらに深く考えていくことが大切です。

まとめ

この本では、「やりたいこと」という抽象的だけど多くの人が悩むものについて、具体的な見つけ方の説明がされています。

視覚的にも読みやすくなっており、読書を普段あまりしない人でも、それほど苦も無く読めるのではないでしょうか。

やりたいこと探しに迷っている方は、是非読んでほしい本です。

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