大学受験英文法のおすすめ問題集を、問題集マニアの元塾講師が紹介!

大学受験

こんにちは、ラナトです。

勉強をしていくうえで、相棒になる参考書や問題集選びはとても大切です。

ですが、いざ勉強を始めようと思ったものの、

問題集の種類が多すぎて、どれを選べばいいかわからない!

こんな思いを持っていませんか?

本屋に行けば、英文法という分野だけでもたくさんの参考書や問題集が並んでおり、そこから自分に合った一冊を選ぶことは簡単ではありません。

また、何冊も問題集を買うのはお金ももったいないし、どれも中途半端になってしまいそうですね。

私は受験生のときから問題集選びにはこだわりを持っていて、1冊選ぶのに何度も本屋へ通っていました。

塾講師として生徒さんに問題集を薦めるときにも、一人一人に合った問題集を提案できるよう、たくさんの問題集を見てきました。

そこで今回は、そんな問題集マニアの私がおすすめする問題集や参考書を、勉強の進み具合に合わせて紹介していきます!

おすすめの参考書

ここでいう「参考書」というのは、辞書のように厚めのサイズで、文法の説明が網羅されている本のことをいいます。

参考書は何冊も買うようなものではなく、辞書的に使える1冊を見つけましょう。

ちなみに、参考書は頭から読み込むというものではなく、わからないことがあったときに辞書のように調べるために使うものになります。

学校で配られたものがある場合には、それを使うのがベター

人によっては、学校で英文法の参考書が配られていることもあるでしょう。

そういった方は、よほど自分に合わないというようなことがない限りは、その参考書を使用することをおすすめします。

なぜなら、学校の授業は、その参考書をベースに進められるからです。

学校の授業では、当然、学校指定の参考書を使って授業が進められます。

そのため、少なくとも学校の授業では、指定の参考書を使うことになります。

そうすると、自分で別に参考書を用意すると、実質的には2冊の参考書を並行して使うことになってしまい、効率が悪くなります。

ですので、学校指定の参考書がある場合には、それを辞書的に使うことが望ましいです。

おすすめの参考書

「自分で参考書を見つけたい!」という方には、「総合英語 Evergreen(いいずな書店)」をおすすめします。

この参考書は、大学受験に限らず、英語の勉強をしている人の多くが使っている有名な本です。

文法の解説も丁寧にされており、初級者から上級者までおすすめの1冊です。

おすすめ問題集(英語が苦手な人向け)

まずは中学生向けの問題集を活用しよう

中学のときから英語が苦手(偏差値が50になかなか届かないなど)で、文法がほとんどわからないという人は、いきなり高校の問題集を使うのではなく、中学生向けの問題集を活用しましょう。

中学生向けの問題集を使うメリットは、以下のとおりです。

・単語がわからずにひっかかるリスクを減らすことで、文法の勉強に集中できる。

・高校受験の文法と大学受験の文法は、大部分の内容が共通している。

詳しい内容は以下の記事で解説しているので、是非見てみてください。

英語が苦手な高校生におすすめの中学生向け問題集

完全攻略 中1〜3 英文法(文理編集部)

この本は、見開きページの左側が文法の解説、右側が基本問題となっています。

解説は最低限の内容でまとめられており、効率よく勉強が進められます。

また、演習用の標準問題も用意されているため、この本を1冊こなせば、大学受験レベルの英文法を本格的に勉強していく土台を固めることができます。

ちなみに、ページがカラーで見やすいのも、この本のいいところです。

実力アップ問題集 中学英文法(文英堂)

問題集の構成は、「完全攻略 中1〜3 英文法」に近いです。

こちらも、基礎知識が簡潔にまとめられており、知識の確認から問題演習までをスムーズに進めやすくなっています。

どちらの問題集がよいかは、好みで決めてしまって大丈夫です。

ただ、両方使うのではなく、選んだ1冊を2〜3周こなして理解するようにしましょう。

おすすめ問題集(受験に必要な知識を網羅する編)

問題集選びの基準

大学受験レベルの英文法知識を身に付けるためには、4択の問題集を何度も繰り返すことがおすすめです。

そこで、4択問題がメインになっていて、かつ1冊で受験に必要な知識を網羅できるおすすめの問題集を紹介します!

おすすめの4択系問題集

bright stage(桐原書店)

この問題集のいいところは、基本問題が4択問題で統一されており、その他の形式の問題(整序問題など)は、応用問題として別にまとめられているところです。

似たような問題集でも、4択問題とその他の形式の問題が混在しているものが多いです。

一方、この問題集は、4択問題で基礎知識を効率よくおさえつつ、理解度が上がってきたら応用問題を解く、というように、学習の進度に応じて演習する問題を選ぶことができます。

問題形式がしっかり分けられており、効率的に勉強が進められるという点で、特におすすめできる問題集です。

dual effect(河合出版)

この問題集も基本問題は4択問題で統一されており、効率良く文法の理解を深めることができるおすすめの1冊です。

加えて、同種の問題集の中では、解説が充実している方だと思いますので、この点も自学自習を進めるうえで重宝します。

また、単元ごとの問題だけではなく、演習用としてランダムに問題をまとめたテストパートがある点も、同種の問題集にはあまりない強みです。

単元ごとの問題のみだと、理解が不十分でも答えが予想できてしまう(例えば、「不定詞の単元の問題であれば、答えは少なくとも不定詞が使われている選択肢だろう」と考えてしまう)ことがあります。

そのため、理解度の確認をする際に、テストパートがあるのはありがたいです。

難点としては、やや問題の難易度が高い(特にテストパートが難しい)ため、英語が苦手な場合には負担を感じるかもしれません。

また、問題と解答解説が別冊になっている点も、人によってはマイナス要素かもしれないです。

(別冊になっていると、電車に乗っている時などのスキマ時間に読むには不便です。)

その他4択系のメジャーな問題集

ここまでおすすめしてきた問題集以外にも、ネクステージ、パワーステージ、ヴィンテージ、scramble英文法・語法、scramble basicなど、有名な問題集はいくつかあります。

これらの問題集をおすすめから除いている理由は、4択問題とその他の形式の問題(整序問題など)が混在しているためです。

文法の基礎知識を効率よくおさえるためには、4択問題をスピーディーに繰り返しやり込むことがスムーズです。

そのため、問題形式が混在している問題集は、今回のおすすめからは除きました。

おすすめ問題集(問題形式別)

志望校が決まり、過去問演習を始めるようになると、志望校ごとに様々な形式の問題が出題されていることがわかります。

中には、正誤問題や英作文など、4択問題の演習だけでは対応の難しい問題もあります。

そこで、問題形式別に演習を行いたい人向けに、形式別のおすすめ問題集を紹介します。

整序(並べ替え)問題

マーク式基礎問題集英語 語句整序 (河合塾シリーズ)

整序問題に苦手意識のある人が、基礎から問題量をこなしていくのに最適な1冊です。

この問題集をひととおりこなせば、入試で最低限必要な整序問題への対応力は付きます。

解説も充実しているので、整序問題が苦手な人でも取り組みやすいです。

英文法・語法良問500+4技能 整序英作文編 (河合塾シリーズ)

こちらも河合塾系の問題集で、解説が充実しています。

先に紹介したマーク式基礎問題集よりも問題の難易度が高いので、上位大を目指す人向けです。

正誤問題

入試英語 正誤問題スピードチェック550(研究社)

この問題集は、問題の下に和訳が付いているところに特色があります。

「和訳が見れたら勉強にならないのでは?」

と思われるかもしれません。

ですが、正誤問題では、英文の意味を把握することではなく、文法の誤りを見抜くことが求められます。

和訳を見ながら考えることで、文法の誤りを探すことに集中でき、正誤問題への対応力をより効率的に鍛えることができるのです。

イチから効率よく正誤問題の対策をしていきたい人におすすめの問題集です。

ちなみに、問題量も豊富なので、これ1冊で正誤問題の対策はバッチリです。

英文法・語法良問500+4技能 誤文訂正編 (河合塾シリーズ)

こちらは、問題編と解説編で分かれるオーソドックスな正誤問題集です。

解説が充実しているので、独学でも安心です。

問題は大学入試問題の過去問から厳選されているため、過去問に取り組めるレベルの力は必要になります。

「過去問を解き始めたものの、正誤問題に苦手意識がある」という人が、入試レベルの正誤問題をたくさんこなしたい場合にピッタリの問題集です。

英作文(和文英訳、自由英作文)

宮崎の今すぐ書ける英作文 和文英訳編 (東進ブックス―名人の授業)

和文英訳問題は、直訳だけを考えるのではなく、柔軟に表現の選択肢を考える力が必要になります。

やみくもに問題を解くのではなく、まずは英訳をする際の発想や考え方を学ぶことが大切です。

この本では、予備校の授業のような形式で和文英訳の考え方が解説されており、これから和文英訳に取り組む人に最適な1冊です。

英作文のトレーニング【はじめる編、必修編、実戦編】(Z会)

Z会から出されているこの問題集は、学習の段階に応じて3種類が用意されています。

和文英訳の基本的な考え方から学びたい人は、先に紹介した東進ブックスの本か、「英作文のトレーニング はじめる編」からスタートすることがおすすめです。

基本的な考え方をおさえたら、この本の必修編、実戦編に進み、問題演習をしていきましょう。

ただし、和文英訳問題では、答えは1つではありません。

模範解答のとおりでなくても、文法的に誤りがなく、適切に訳せていれば満点がもらえます。

この問題集の解説では、別解などもいくつか載っているので、和文英訳の答えが1つではないということを体感できます。

原田健作の自由英作文が面白いほど書ける本(KADOKAWA)

自由英作文は、当然ですが和文英訳以上に自由度が高いです。

これは、言い換えれば、書き方さえおさえれば、自分の持っている知識だけで高得点が狙えるということです。

和文英訳では、指定された和文を訳すという性質上、訳すうえで単語がわからないと埋められない部分が生じてしまいます。

一方、自由英作文なら、わからない単語を回避しつつ表現することも可能です。

この本では、自由英作文への取り組み方や考え方の基本から説明されていますので、自由度が高く勉強しにくい英作文も、基礎から書き方を身に付けることができます。

また、自由英作文は答えが決まっていないため、独学では復習が難しい分野です。

ですが、この本では、模範解答だけでなく、良くない解答の例も挙げて、それを添削するような形で解説がされています。

この解説を読むことで、間違えやすい文法や表現をしっかりチェックでき、他の問題でも活かせるようになります。

自由英作文を基礎から学びたい人におすすめの1冊です。

大学入試 基本の「型」がしっかり身につく 自由英作文の合格教室(KADOKAWA)

「自由英作文の合格教室」は、自由度の高い自由英作文に取り組むにあたって、拠り所になる「型」が詰まった1冊です。

自由に解答ができると言っても、基本的な文の構成や、使う表現にはある程度傾向があります。

「自由英作文の合格教室」では、覚えておくことで自由英作文をスムーズに解くことのできる「型」を、会話形式の解説に沿って学ぶことができます。

もっとも、「自由英作文の合格教室」は、問題演習よりも「型」の解説を理解することに重点が置かれています。

そのため、問題集というよりは、自由英作文の「型」を知るための参考書という位置付けです。

問題演習は、先に紹介した「自由英作文が面白いほど書ける本」を利用するのがおすすめです。

終わりに

今回ご紹介した問題集を使えば、大学入試に必要な文法力を身に付けることができます。

問題集が選べなくて困っている人は、今回ご紹介したものの中から選んでおけばバッチリです!

あとは、選んだものを信じて、何周も繰り返していきましょう。

問題集を用意した後の英語の勉強方法については、以下の記事で学習進度別に紹介していますので、是非参考にしてみてくださいね!

タイトルとURLをコピーしました