こんにちは、ラナトです。
この記事を見てくださっているあなたは、こんなことを思っていませんか?

「英語の勉強は単語とか文法とか読解とか、やることが多くて何から手を付ければいいのかわからない!」

「英語は中学のときから苦手で、高校ではますます難しくなってきた。大学受験では長文問題がたくさん出るらしいけど、読める気がしない・・・」
英語は、文系、理系にかかわらず受験科目に含まれていることが多いため、大半の受験生にとっては避けて通れない科目と思います。
一方で、英語が得意でない人は、共通テストや大学入試の英語の問題で長文読解が山ほど出されているのを見て、
「試験時間内にこんなに読めるようになる気がしない・・・」
と思っている方もいるのではないでしょうか。
※受験勉強を始めるにあたり、入試問題などを全く見たことがないという人は、(今のレベルに関係なく)まずは入試問題を見てみるところからやってみてください!
以下の記事で受験勉強の始め方をまとめていますので、こちらも是非見てみてくださいね。
今回は、英語が苦手な受験生がイチから無理なく勉強を進めることができるよう、基本的なところから勉強の進め方を解説していきます。
なお、ある程度英語の勉強が進んでいる方(偏差値50以上など)は、以下の「中級編」と「上級編」を是非ご覧ください。
勉強の基本的な進め方
英語が苦手な受験生がやるべきことや意識すべきことは、以下のとおりです。
・なるべく早い段階から、簡単な問題でよいので長文読解をやるようにする。
・文法は高校受験の問題集を使うところから始める。
・「読解のための文法知識」と、「文法問題を解くために必要な文法知識」を分けて考える。
・読解問題もまずは高校受験の問題集を使う。読解問題を解く中で、文法知識の確認をする。
・単語はスキマ時間を使って、とにかく繰り返しやる。
これらのポイントについて、詳しく説明していきます。
なるべく早い段階から、簡単な問題でよいので長文読解をやるようにする
英文に慣れることが大事!
英語が苦手な人は、単語や文法がわからないと長文は読めないというような考えで、長文読解の練習を後回しにしがちです。
ですが、単語や文法の知識が増えても、勝手に長文読解もできるようになるというわけではありません。
文法問題で出てくるような短い英文だけではなく、ある程度の分量の長文に多く触れることで、英文に慣れ、長文読解への抵抗感がなくなってきます。
早い段階から長文に触れることで、より早く長文に慣れることができます。
中学1年〜中学2年向けの英文でもよいので、文法の勉強途中でもまとまった英文を読む機会を作る!
英文を読むことが大事と言っても、文法知識がある程度身につくまでは、高校の長文問題集を解くことはハードルが高いかもしれません。
そこで、勉強を始めた最初の段階では、中学生向けの長文問題集を使ってみることをおすすめします。
最初は、「難しい文章を読むこと」ではなく、とにかく「まとまった文章を読むことに慣れる」ことが大事です。
受験勉強の序盤から、まとまった文章を読む習慣を付けましょう。
英語が苦手な高校生が勉強の序盤で使える中学英語長文問題集については、以下の記事で紹介していますので、こちらも参考にしてみてください。
記事作成中・・・
文法は高校受験の問題集を使うところから始める

「大学受験の勉強なのに今さら中学生向けの問題集を使うなんて…」
と思うかもしれません。
ですが、英語が苦手な方には、以下の理由で、高校受験の問題集を活用することをおすすめします。
・単語がわからずにひっかかるリスクを減らすことで、文法の勉強に集中できる。
・高校受験の文法と大学受験の文法は、大部分の内容が共通している。
詳しく説明していきますね。
単語がわからずにひっかかるリスクを減らすことで、文法の勉強に集中できる
高校の文法の問題集は、単語や例文も高校レベルの内容になっています。
そのため、文法以外の単語などの意味がわからずに苦戦する、ということがよくあります。
単語と文法を同時に学べると考えればお得にも思えますが、一度にわからない要素が複数出てくると、途端に勉強のハードルは上がります。
一方で、中学生向けの問題集であれば、単語の難易度は下がりますので、高校の問題集をやるよりも、苦戦する要素は少なくなるでしょう。
そこで、まずは文法の勉強だけに集中できるよう、中学生向けの問題集から始めるのがおすすめです。
高校受験の文法と大学受験の文法は、大部分の内容が共通している

「中学生向けの問題集の方が始めやすいと言っても、大学受験に必要なレベルには全然届かないんじゃない?」
こんな風に思っている方もいるかもしれません。
ですが、勉強する文法の多くは、中学と高校で共通しています。
中学と高校の参考書を見比べてみると、「完了形」、「不定期」、「分詞」、「関係代名詞」など、共通の単元が多くあります。
そのため、中学の問題集を使って勉強することは、大学受験の勉強にも直結します。
もちろん、中学の問題集には含まれていない内容もあります。
もっとも、中学英文法をきちんと理解できれば、高校で初めて出てくる文法(分詞構文、関係副詞など)も、中学の知識から派生させて理解できるようになります。
まずは、中学で学ぶ範囲の英文法をしっかり理解するところから始めましょう。
英語が苦手な高校生が活用できる中学生向けの文法問題集については、以下の記事で紹介していますので、こちらも参考にしてみてください。
記事作成中・・・
「読解のための文法知識」と、「文法問題を解くために必要な文法知識」を分けて考える
まずは読解問題に取り組むための最低限の文法知識を身に付けよう
大学受験の英語は、多くの場合、長文読解問題がメインになります。
そのため、どれだけ長文問題での得点力を上げるかがポイントとなってきます。
一方で、受験生の中には、細かい文法知識を覚えることに時間をかけ、読解問題を後回しにしてしまっている人がいます。
このように文法知識の勉強をやりこんでしまうのは、細かい知識が問われがちな「学校の定期テスト」と同じような方法で勉強をしているためかもしれません。
まずは、「読解に必要な最低限の文法知識」だけおさえて、長文読解に取り組む頻度を増やしましょう。
ちなみに、読解に必要な最低限の文法知識は、「読解をするため」に勉強するものです。
そのため、勉強のやり方としても、最初の段階では穴埋め問題などよりも、英文の意味を理解できるにする(和訳をするなど)ことの優先順位が高いということになります。
そのうえで、ある程度読解問題も解けるようになってきたら、受験の文法問題にも対応できるレベルの細かい文法知識も勉強していきましょう。
さらに細かい文法知識の勉強法は、中級編の記事でご紹介します。
【中級編】大学受験の英語勉強法を早稲田卒の元塾講師がイチから解説!
読解に必要な最低限の文法知識とは?
ここでいう「読解に必要な最低限の文法知識」というのは、主に中学英語で勉強する範囲の知識(各単元の文法の基本的な訳し方の理解)を指します。
例えば、「不定詞」でいえば、文章の中で不定詞が出てきた際に、3用法のうちどの用法で使われているかを把握し、なんとなくでも文の意味を理解できる程度の知識は必要です。
そのため、これは「読解に必要な最低限の文法知識」といえます。
一方、例えば高校の参考書によく載っている、不定詞を使った慣用表現については、文法問題で問われることはあっても、長文で出てくる頻度は必ずしも多いとはいえません。
そのため、慣用表現を覚えることは、優先順位が低いということになります。
このように、重要度に応じて勉強の優先順位を付けることが、効率よく勉強を進めるうえでカギになります。
読解問題もまずは高校受験の問題集を使う。読解問題を解く中で、文法知識の確認をする。

文法の基本的な知識をひととおり確認したら、完璧に文法の理解ができていなくても、どんどん読解問題にチャレンジしましょう。
最初は、高校受験レベルの長文問題集でOKです。
そして、問題を解き終わったら、間違えた問題の復習をするだけでなく、文章の中で出てきた文法知識を確認し、きちんと意味を理解できているかチェックしましょう。
具体的には、日本語に訳すことができるかどうかや、和訳を見たときに、なぜそのような訳し方になるのか理解できているかどうかを確認しておきましょう。
その際、理解が不十分なところがあれば、文法の参考書を見て、単元ごと簡単に知識の再確認をしておきましょう(この振り返りを何度もやることで、文法知識が定着していきます)。
長文問題をやるときに、問題だけ解いて終わりにしてしまう人は多いです。
ですが、せっかくまとまった文章があるのに、それを活用しないのはもったいないです。
特に、文法の理解に自信がないうちは、長文の中で文法がどのように使われているのかを毎回チェックしておくことで、文法の理解が深まります。
また、重要度の高い文法(不定詞、関係詞、分詞など)は、ひとつの長文の中で何度も出てきます。
そのため、長文の中の文法をしっかり復習することで、自然に、重要な文法を重点的に勉強できるのです。
読解問題に早い段階から取り組み、文法知識の確認にも活用しましょう。
単語はスキマ時間を使って、とにかく繰り返し単語帳を読む
単語の勉強は今すぐ始めよう!
単語は、文法の知識や読解力がなくても、とりあえず覚えることはできます。
また、単語は1回見たくらいではなかなか覚えられませんので、繰り返す回数をなるべく確保することが重要になります。
そのため、単語については、受験勉強を始めた段階ですぐにやり始めましょう。
単語はどうやって覚える?

単語の覚え方は、書いて覚えるタイプや見て覚えるタイプなど、人によって違うと思います。
自分の覚えやすい方法でOKですが、私は、書かずに何度も単語帳を読み込む(赤シートなどで隠したりしながら読む)方法をおすすめします。
書いて覚える方法は、電車での移動時間など、スキマ時間にやることが難しいです。
普段は書いて単語を覚えている人が、スキマ時間のときだけは読んで覚えようとする、というのはなかなか簡単ではないと思います。
そのため、普段から読んで覚える方法に慣れておくことは、単語学習にスキマ時間を活用しやすくなるというメリットがあります。
また、読んで覚える方法は、書いて覚える方法に比べ、1つの単語にかける時間を少なくできます。
その分、繰り返す回数を増やすことができるというメリットもあります。
このような理由で、単語は単語帳を繰り返し読み込む方法で覚えることをおすすめします。
最後に
ここまでお伝えした方法で勉強を進めて、まずは公立高校入試の問題で高得点を取れるレベルを目指しましょう。
苦手を克服するためには、成功体験を積んでいくことが大切です。
最初から難しい問題にチャレンジしていくと、なかなかできなくてモチベーションが上がりません。
まずは中学英語まで戻り、着実に解ける問題を増やしていきましょう。
公立高校入試の問題で高得点を取れるようになれば、少なくとも、高校入学時点より大きくレベルアップしたことになります。
公立高校入試の問題ならほぼ解ける!という段階に達した人は、中級編の勉強法にチャレンジしてみましょう!
【中級編】大学受験の英語勉強法を早稲田卒の元塾講師がイチから解説!


