失敗しない塾や予備校の選び方【個別、集団、映像、家庭教師】

大学受験

こんにちは、ラナトです。

「塾や予備校に通うことを考えているけど、種類が多くてどれがいいのかわからない」

「とりあえず知り合いの多いところにしておこうかな」

塾や予備校(以下まとめて「塾」といいます。)を選ぶ時、こんな考えになっていませんか?

塾は、基本的には頻繁に変えるものではないため、最初の選択が重要になります。

また、自分に合わない塾を選んでしまうと、せっかくお金と時間をかけて通っているのに成績が思うように上がらないということもしばしばあります。

私は、高校受験から大学受験までの間に、家庭教師、集団授業塾、個別指導塾、映像授業の全部を経験しました(通うところがコロコロ変わるのは良くないのですが、なかなか定まらず迷走して親に迷惑をかけてしまいました・・・)。

また、個別指導塾の講師として、教える側の立場からも塾や多くの生徒さんを見てきました。

今回はこれらの私自身の体験談も交えながら、自分に合う塾の選び方をお伝えしていきます!

 勉強が苦手な人は、個別指導塾がおすすめ

個別指導塾をおすすめする理由

「勉強が苦手で、学校の定期テストの点数も平均以下。まずは平均を超えたい!」

このような状況で塾に通い始める場合は、個別指導塾がおすすめです。

平均点をなかなか越えられない方は、基礎がしっかりしないまま学校の授業がどんどん次の単元に進んでしまい、授業の内容がわからないという悪循環になりがちです。

すると、そもそも「何がわからないのかがわからない」という事態になってしまい、自力で克服することが難しくなります。

このような場合、どの段階でつまづいているのかということや、苦手な部分をしっかり把握し、つまづいているところからやり直していくことが必要になります。

このようなやり方は、1人1人に合わせて授業を計画して進めていかないと難しいため、個別指導塾を選ぶことがおすすめです。

私も、初めての塾は集団授業形式でしたが、ただでさえ苦手科目なのに学校よりも進度が早かったため、ついていけないということになってしまいました。

個別指導塾を選ぶ時の注意点

個別指導塾の中にも、担任制や授業ごとに講師が変わる形式などがあります。

自分に合った授業をしてもらうには、継続的に見てもらい、弱点や癖などを把握してもら話ないといけません。

そのため、個別指導塾は、担任制のところを選ぶことがおすすめです。

また、個別指導塾は個々の講師によって教え方などのスタイルが大きく異なります。

ですので、まずは体験授業を受けてみるところから始めると良いでしょう。

家庭教師ではダメ?

「1人1人に合わせて授業を計画し進められる」という点では、家庭教師も同様です。

ですが、個人的には、勉強が苦手な人が家庭教師を選ぶことはあまりおすすめではありません。

理由は、以下の3点です。

① 家で集中することは簡単ではない

② 自習室の利用ができない

③ 塾に来ている他の人が自分の刺激にもなる

① 家で集中することは簡単ではない

家庭教師は、基本的に自宅で授業をしてもらうことになります。

ただ、勉強が苦手な人は、そもそも家で集中して勉強することが苦手なことが多いです。

家はゲームやスマホ、パソコンなどの誘惑がたくさんある上、無意識のうちに「学校の勉強や部活を終えた後に息抜きする場所」となっており、勉強のスイッチを入れることが難しいのです。

そのため、ある程度勉強の習慣が付くまでは、自宅の外で勉強する形をとる方がよいです。

② 自習室の利用ができない

①で書いたとおり、ある程度勉強の習慣が付くまでは、自宅外で勉強する形をとる方がよいです。

個別指導塾は多くの場合、塾の中に自習スペースがあり、生徒はそれを自由に使えるようになっています。

家の外で勉強場所を確保するのは意外と簡単ではないため、自習スペースを利用できるというのは大きいメリットです。

また、図書館などと違い、自習中にわからないところがあったら講師に聞くことができるという点もメリットです。

③ 塾に来ている他の人が自分の刺激にもなる

個別指導塾では、必ずしも他の生徒と関わりを持つわけではありません。

ですが、周りに自分と同じような勉強をしている人がいるだけでも、「自分もやらないと」という気になります。

このような環境があることは実は結構大事で、勉強が苦手で自分ではなかなかモチベーションを上げられない人には特に大きな助けになるでしょう。

平均くらいのレベルから上位を目指していくなら、集団授業がおすすめ

学校では平均かそれ以上の成績を取れている人がさらに上を目指したいと考えたときには、集団授業を選ぶことがおすすめです。

集団授業のメリットは、以下のとおりです。

① 同じクラスの生徒と競争することが勉強のモチベーションになる

② 個別指導塾よりも講師の質が確保されていることが多い

① 同じクラスの生徒と競争することが勉強のモチベーションになる

集団授業の大きなメリットは、クラスの生徒間で競争し合うことができることです。

クラス内でテストの順位がつけられることもあるでしょうし、同じ勉強をしている人が近くにいるというだけでも、モチベーションの維持につながります。

② 個別指導塾よりも講師の質が確保されていることが多い

個別指導塾の講師は、学生のアルバイトが担当していることもしばしばあります。

もちろん、アルバイトだから質が低いということにはなりませんが、講師によって差が大きくなってしまうリスクはあります。

(逆に言えば、ものすごく相性のいい講師に出会える可能性もある、ということでもありますが。)

一方、集団授業塾の講師は基本的には専業の講師であることが多いですし、事前にしっかり研修などを経ています。

そのため、特に高校受験において、集団授業塾を「講師で選ぶ」必要はないと思います。

ただし、大学受験の予備校では、講師ごとに独自のテクニックや教え方を持っており、同じ内容でも講師によって取り組み方が大きく異なることがあります。

そのため、予備校選びの際には、講師で選ぶことも必要になります。

ちなみに、私は高校受験の時は集団授業形式の塾に通っている期間が一番長かったです。

クラスに同じ中学の人がほとんどいなかったことと、コミュ力不足(泣)から、残念ながらあまり塾内で仲の良い友達はできませんでした。

ただ、それでもクラス内での成績は順位付けされていたので、置いていかれないようにという緊張感(危機感)を持って勉強できていました。

勉強へのモチベーションが高く、自分で積極的に勉強を進められる人は、映像授業がおすすめ

映像授業は、スマホやパソコンがあればいつでも、どこでも手軽に受けることができますし、一時停止や倍速など利用して自分のペースで授業を聞くことができます。

そのため、自主的に勉強を進められる人であれば、対面式の授業よりも早いペースで学習を進めることも可能になり、より学力アップが期待できます。

一方、「自分のペースで手軽に進められる」ということは、「サボることもしやすい」ということでもあります。

自分で計画的に勉強を進められないと、授業が消化しきれず溜まってしまうこともあります。

また、講師と対面していないため、わからないことがあった時にすぐに質問して疑問を解消するということが難しいです。

映像授業を提供している塾では、質問に対応してくれるサービスが付いていることが多いと思いますが、やはりその場ですぐ聞くのに比べるとひと手間かかってしまうため、特に勉強が苦手な人にとってはハードルが高いかもしれません。

私のケースですが、大学受験の時に映像授業の予備校を利用していました。

当時はあまり深く考えて映像授業を選んだわけではなかったですが、授業のペースが一定で決まっている対面講義型の予備校よりも、自分でどんどん進められる映像授業の方が私には合っていて、結果的には成功だったと思います。

映像授業は、授業の振替えも簡単なので、部活との両立がしやすいのも便利でした。

家庭教師はどうか?

先ほど、家庭教師は勉強が苦手な人にはあまりおすすめできないとお伝えしました。

個人的な意見としては、勉強が苦手な人に限らず、「(他の塾ではなく)家庭教師にすべき」となるようなケースはあまりないように思います。

個人の状況に即した指導という意味では、前述した理由で個別指導塾の方がいいと思いますし、「個別指導塾では物足りない」というような上位を目指す人であれば、個別に指導を受けなくても集団授業や映像授業を通して十分勉強を進められるからです。

さらに言えば、費用も個別指導塾より割高なことが多いです。

それでもあえて家庭教師を選ぶとしたら、「自分に合った講師を選ぶ」ことが目的になると思います。

家庭教師は、個別指導塾とは異なり、特定の講師を選ぶということが可能です。

個別指導塾では、塾単位で選ぶことが多く、個々の講師までは十分に選べなかったり、そもそも入ってみるまではどんな講師がいるかがわからなかったりすることも多いです。

そのため、個別指導塾より家庭教師の方が、自分に合った講師を選びやすいといえます。

ちなみに、私は一時期家庭教師に来てもらっていたことがありましたが、自宅で授業を受けるというのが落ち着かず、イマイチ集中できなかったのですぐにやめてしまいました。

最後に

塾の形式に優劣はありませんが、人によって合う、合わないはあります。

他の多くの人にとって「良い塾」であっても、自分に合う塾とは限りません。

そのため、「周りの人が通っているから」や「有名だから」といった表面的な理由で選ぶのではなく、体験授業などを経て、自分がいいと思った塾を選ぶことが大切です。

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